社内でお花見の注意点

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オフィス内でお花見

毎年、4月の入社式に合わせ、オフィスでお花見をするために桜を大きく活け込みます。

ただ、今年2020年の春は新型コロナの影響でテレワークとなり、社員の方もまばらの中での装花となりました。それでも桜は目一杯咲いて散っていきました。

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桜(染井吉野はあまり生花では使用しません)

毎年、桜の活け込みシーズンになると気を使います。
まず天候。東京だけではなく、全国の天候をかなり前から気にかけます。全国的に寒いなら、桜はそれでもつぼみの段階に入ってますので、仕入れは問題ありません。問題なのは、今年のように全国的に暖かく、桜前線がどんどん北上して行ってしまう天候です。東北の桜まで咲いてしまうと状態の良い桜は中々仕入れることが難しくなってしまいます。

また、オフィスや室内に桜を活ける場合に問題になるのが「虫」です。桜は樹木の中でも特に虫が発生しやすい部類です。冬の時期に桜の幹に産み付けられていた卵が、室内の暖かさでかえってしまいます。メンテナンスに行くと、虫がウロチョロしていることがあるので、この辺りはお客様に事前にお伝えしておきます。
殺虫剤等では卵には効き目がなく、仕方のないことですので、ご了承下さい。

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