花屋による花の盗難
昔からあることですが、「スタンド花やアレンジメントの回収の依頼が来て、お届け先に伺ってみると弊社の商品が無い。」というような事が年に数回はあります。
昔は本当によくありました。スタンド花の脚やアレンジメントの花器、まだ使用できる花材などを目的に花屋が持って行ってしまいます。
今日もまたありました。
弊社のアレンジメントは特に変わった花材や花器を使用することが多いので、持って行きたくなるのでしょうか？プロの目から見て、欲しいと思ってもらえるのならある意味光栄ですが、まあ普通に窃盗事件ですね。
最近はどこも防犯カメラを付けているので、警察に相談してもよいのですが、それだとお届け先様にご足労をお願いすることになってしまいます。
その辺りも見越してのことかもしれません。こういったことはごく一部の花屋だけなので、一度捕まり話題になれば、同様の事をする花屋は減っていくのかなと思います。
こんな社会状況だから、同業者で助け合っていけばいいのにと考えております。
flowersCERBO
東京への急な発注や委託先を探している生花店様、同業者割引きあります
弊社は花キューピットやイーフローラ、フジテレビなどの生花店の全国ネットワークに加盟しておりません。理由は色々ありますが、テイストが合わないというのと、地域の主幹生花店の紹介などが必要な為、開店当初から加盟は見送っておりました。
では、東京以外へ花を送る場合、どうしているかと言うと、
アレンジメントや胡蝶蘭は宅配便で充分対応可能です。ただ、スタンド花や観葉植物は宅配便を使用する訳には行かないので、注文をお断りするか、現地の生花店をネットで探してお願いするかしております。
逆に地方の生花店から弊社に東京都内へのスタンド花や観葉植物の発注、委託を受けることも多々あります。その場合、弊社のテイストのスタンド花やアレンジメントになってしまいますが、受注された金額から1割（10％）引いての請求とさせて頂いております。
急な発注やどこに頼んだら良いか分からないという生花店の方、一度弊社に相談してみてください。
東京都目黒区上目黒4-36-19 flowershopCERBO
新型コロナ対策に出入り業者を限定するのは？
新型コロナ対策のため、以前まではロビー花や楽屋花を受け入れていた劇場などでも、生花や胡蝶蘭の受け入れを制限されています。
確かに公演によってはアレンジメント、スタンド花、胡蝶蘭などの配送で不特定多数の業者が出入りすることになります。
万が一、公演やコンサートで感染者が発覚した場合、接触者の特定を安易にするため、
祝い花の搬入・撤去を取りまとめて、特定の業者のみにすれば、このようなご時世でも出演者や関係者の方に気持ちのこもった花を届けられるのではないかと思っております。
弊社では17年間、公演向けにスタンド花やアレンジメント、胡蝶蘭をご用意して参りましたので、お手伝いが可能かと思います。劇場や舞台関係者の方々でもしご検討頂ければ幸いです。
公演ごとの専用注文サイトやオーダーフォームを作成いたします。
また納品時にはスタンド脚や花器等の消毒等の対策を徹底いたしますので、ご安心下さい。
社内でお花見の注意点
毎年、4月の入社式に合わせ、オフィスでお花見をするために桜を大きく活け込みます。
ただ、今年2020年の春は新型コロナの影響でテレワークとなり、社員の方もまばらの中での装花となりました。それでも桜は目一杯咲いて散っていきました。
毎年、桜の活け込みシーズンになると気を使います。
まず天候。東京だけではなく、全国の天候をかなり前から気にかけます。全国的に寒いなら、桜はそれでもつぼみの段階に入ってますので、仕入れは問題ありません。問題なのは、今年のように全国的に暖かく、桜前線がどんどん北上して行ってしまう天候です。東北の桜まで咲いてしまうと状態の良い桜は中々仕入れることが難しくなってしまいます。
また、オフィスや室内に桜を活ける場合に問題になるのが「虫」です。桜は樹木の中でも特に虫が発生しやすい部類です。冬の時期に桜の幹に産み付けられていた卵が、室内の暖かさでかえってしまいます。メンテナンスに行くと、虫がウロチョロしていることがあるので、この辺りはお客様に事前にお伝えしておきます。
殺虫剤等では卵には効き目がなく、仕方のないことですので、ご了承下さい。
新盆（東京の盆）の花
個人宅用の花とオフィスや楽屋向けの花の違い
新型コロナの影響でメインの仕事である舞台やコンサートなどの発注はあまりませんが、ありがたいことに個人様からのご注文はコロナとはあまり関係なく、ご注文を頂いております。
個人宅用にお届けするフラワーアレンジメントと舞台やコンサートの楽屋花では、用途が異なるので、私どもは花材、花器、形状等を変えて作成しております。
個人宅にお届けする場合はテーブルのセンターピースとして飾って頂ける可能性もありますので、360度（四方見）を意識して、作成致します。
一応、正面というはありますが、基本的にはどこから見ても花が見える（入ってる）形状です。
反対に楽屋花や開店御祝やオフィスにお届けするフラワーアレンジメントは壁面に沿って飾られることが多いかと思います。それなのに四方見で作成してしまっては、花が勿体無いですし、その分ボリュームも小さくなってしまいます。
ですので、私どもは一方見（実際は三方見）で作成し、背面には花よりも葉物を多用して、前面に花のボリュームを集中させております。
また、ガラスの花器、花瓶や陶器を使用したフラワーアレンジメントがございます。お洒落で素敵ですが、貰った後の処理を考えて、私どもは舞台やコンサートの楽屋花としては基本的にお届けしておりません。万一、破損によって演者様がケガしてしまったら大変なので。
ご用命の際は用途を教えて頂けるとよりTPOにあったフラワーアレンジメントをお届けできるかと思います。
ドライフラワーのカビ・ホコリ問題
近年、アパレル店や飲食店に飾られることが多くなったドライフラワーやスワッグ。
店によっては天井や壁一面にドライフラワーを飾ってあるのを見かけます。
お洒落で素敵ですね。
私もドライフラワー装飾の依頼を頂くこともあります。生花と違い水分を必要としないので、デザインにかなり自由度を持たせることができます。
ただ、受注・制作の前に注意事項を伝えて、それを理解して頂いた上で正式な受注となります。
注意点は２つ
１：季節、場所によってはカビがかなり発生することがあります。
かなり徹底的に乾燥させたドライフラワーですが、そこは植物。湿気があるとどうしてもカビが発生することがあります。天井一面に吊り下げた場合などは植物が密集して、風通しが悪くなるので、この傾向が強いです。
２：ホコリが溜まります。
ドライフラワーに限らず、掃除をしなければホコリは溜まります。ただ、ドライフラワーは形状からホコリが溜まりやすく、尚且つ掃除をしようとすると崩れてしまう場合があるので、掃除がしにくいです。
以上、2点が特に問題かと思いますが、飲食店などは難しいかもしれませんが、クリアできれば長く飾っておける自然素材ですので、個人的にはお勧めです。
flowershopCERBO
