個人宅用の花とオフィスや楽屋向けの花の違い

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四方見のアレンジメントフラワー

新型コロナの影響でメインの仕事である舞台やコンサートなどの発注はあまりませんが、ありがたいことに個人様からのご注文はコロナとはあまり関係なく、ご注文を頂いております。

個人宅用にお届けするフラワーアレンジメントと舞台やコンサートの楽屋花では、用途が異なるので、私どもは花材、花器、形状等を変えて作成しております。

個人宅にお届けする場合はテーブルのセンターピースとして飾って頂ける可能性もありますので、360度(四方見)を意識して、作成致します。
一応、正面というはありますが、基本的にはどこから見ても花が見える(入ってる)形状です。

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一方見(三方見)のアレンジメントフラワー

反対に楽屋花や開店御祝やオフィスにお届けするフラワーアレンジメントは壁面に沿って飾られることが多いかと思います。それなのに四方見で作成してしまっては、花が勿体無いですし、その分ボリュームも小さくなってしまいます。

ですので、私どもは一方見(実際は三方見)で作成し、背面には花よりも葉物を多用して、前面に花のボリュームを集中させております。

また、ガラスの花器、花瓶や陶器を使用したフラワーアレンジメントがございます。お洒落で素敵ですが、貰った後の処理を考えて、私どもは舞台やコンサートの楽屋花としては基本的にお届けしておりません。万一、破損によって演者様がケガしてしまったら大変なので。

ご用命の際は用途を教えて頂けるとよりTPOにあったフラワーアレンジメントをお届けできるかと思います。

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